ご挨拶:自治会 会長 SY です
日頃より町内の皆様には、さまざまなご協力をいただき大変ありがとうございます。
私は自治会(町内会)を次のように考えています。 ※自治会と町内会は同義です。
【住みよい町の裏方としての役割】
自治会(町内会)は、普段は特に意識されることがない組織が良いと思っています。町内は特別な場所ではないからです。
また、自治協議会(自治会が集まって校区単位で組織しています)が運動会などのイベントを実施しています。
その際には多少の負担もありますが、皆さんの協力が得られることで参加できるなら、
姪北校区全体の親睦行事として、負担も含めイベントを楽しみたいと思います。
※イベントなどを止めるのは簡単ですが、いざ始めようとするときには大変な労苦を伴います。
【防災の要としての役割】
自治会は行政の受け皿だと考えます。
また自治会の活動を優先度の低い順に除外していくと最後に防災が残ります。
(最後から二番目は防犯です。たとえば防犯灯は自治会が所有し、管理しています)。
災害時に避難が困難な方々を支援できるような安心できる町だと良いですね。
【組長さんは持ち回りをお願いします】
毎年持ち回りで、主に会費の集金、各戸配布物(主に印刷物)、回覧板、そして役員会の出席などをお願いしています。
ですが、どうしても無理がある方は各組で調整をお願いします。
【同じに考えるのは無理】
お時間が取れる方と、
家庭の事情(子育て、お仕事、その他)でお時間がとれない方に、
同じようにいろいろなことをお願いできるとは考えていません。
【各種役員はお時間が取れる方にお願いします】
現在、各種役員が12人前後います。そして組長さんを加えて全役員となります。
組長さんは毎年の持ち回りをお願いしますが、各種役員は時間が取れる方々から選出できるようにしていきたいです。
【何をしているか知っていてほしい】(これが私(SY)の任期中にしていきたいことです)
自治会の活動は任期の長い各種役員が中心になりますが、
自治会の加入、非加入関係なく、
自治会がどのようなことをしているのか知っていて欲しいです。
※なおイベント等の際には、皆様のできる範囲でご協力をお願いします。
<< エピソード 1 >>
【問題がないときには存在を否定される】
自治会(町内会)と商店会には、何も問題がないときには、
存在意義はなく加入のメリットもない、と思われてしまう。 という点で似たところがあります。
そこで、ある商店会でのエピソードをご紹介します。
昔々、道路拡張で立ち退きを求められた地域がありました。
行政は建物の所有者(大家さん)に説明をしました。
しかしその建物で商いをしているテナントには、何も話しません。
そこで地域の商店会が、商店会として行政に働きかけることで、テナントへの説明会が実施されました。
なおその時の商店会は、商店会未加入のテナントさんにも声を掛けて参加を呼びかけました。
※道路拡張後に戻ってこられた一部のテナントさんで、商店会に加盟してくださった方がおいでになったそうです。
<< エピソード 2 >>
【懇親会は思っている以上に大切なことだったりします】
某中学校で、夏休みには近所の公園の夜間パトロールや夏祭りのパトロールを
担当の先生2名と「おやじの会(どこの中学校にもあるようです)」とで実施していました。
しかしある時期から、パトロールに参加してくださるお父様方がめっきりと減ってしまいました。
結果、夜間パトロールの際には担当の先生以外にも、数人の先生に出てきてもらい(夜間ですよね)、
また他の団体に依頼して数名を派遣してもらうことでやっとパトロールができるという状態になってしまいました。
担当の先生に「数年前は、おやじの会だけでパトロールをしていたのに、どうしたことですか」と問いかけると、
「あの頃は、夜(パトロール前など)学校の一室に集まって、何か作って食べたりして盛り上がっていた。
近所から、うるさいなどと苦情があったので、そういうことはやめてもらった」とのこと。
※まったく禁止することが大好きな方がいるのですよね。うまくいくような工夫をするよりも簡単ですからね。
結果、駆り出された先生方は文句を言っているし、他の団体にも余計な苦労をかけることに。